目的
交通安全が叫ばれる中,交通事故の発生件数は一時をピークに大分減ってきましたが未だに日本国内で年間40万件近くが発生し,45万人を超える人が巻き込まれている状況です(内閣府交通安全白書(令和元年)より).一方で,近年は車載機も非常に高度化してきており,前方との距離,車線,標識などを認識して事故につながりそうな時に「警告」を発してくれるような安全警報システムも存在しています.このプロジェクトでは,このような安全警報を実際に車に取り付けるとともに,データをクラウドストレージに保存し,このデータから交通安全に有効な対策を模索することを目的としています.
内容
現状では,主に豊橋市内に事業所を構える車を業務で使用する会社に協力を依頼し,警報システムを取り付けて貰っています.すでに2年半以上(2021年4月現在)のデータの蓄積があり,このデータを元に,事故の起こりやすい場所やその特徴,あるいは,事故を起こしやすいドライバーやその特徴などの分析を行なって居ます.
キーワード
交通安全,車載警報装置,Mobileye,ビッグデータ